結婚式用ムービーの作り方【撮影編】

動画編集

撮影を失敗すると編集でめっちゃ苦労します(体験談)

撮影の準備

撮影機材

◆スマホ
ほぼ必須。カメラの代わりにも録音機の代わりにもなります。下手に慣れていないビデオカメラを使うよりも失敗が少ないです。ただ、撮るときは必ず横向きで取ること!(ムービーは横長の画面なので)

◆ビデオカメラ
無ければレンタルする方法もありますが、スマホで代用しても良いです。4Kである必要はあまりないです、フルHDであれば。設定で画面比率を16:9、録画ファイルをmp4にしておきましょう。

◆デジカメ
一眼カメラをビデオカメラ代わりにする方法もありますが、失敗しやすいので使い方に慣れていないならスマホにしましょう。デジカメの利点は背景をぼかしたり、ピントを前後にずらしたりといった演出ができることです。言い換えると、慣れていないとピンボケになりやすいので気を付けましょう。マイクはしょぼいので、デジカメ用の外付けマイクか録音機を使うようにしましょう。

◆録音機
経験上、録画の失敗よりも録画した音声の失敗のほうが多いです。音が小さかったり、風や空調の音が入ってたりということがあります。そのため、ビデオカメラについているマイク以外にも録音をしておくようにしましょう。ICレコーダの他にもスマホの録音アプリで代用できます。声を取りたい相手の近くに置くのが良いので、すぐ近くの机の上や、話している本人の胸ポケットに入れるのが良いです。

◆三脚
必須ではありませんが、有ると手ブレを防止したり、手が空くので複数のカメラを設置したりということができます。ビデオ三脚というハンドルが付いたものは撮影中にカメラの向きを操作できるので便利です。

◆アクションカメラ
GoProなどのアクションカメラは本人の主観を撮ったり、表情を撮ったりということができるので面白い画を撮ることができます。
これもレンタルできるので、罰ゲームで絶叫マシンやバンジージャンプなどに挑戦するときに活用してみると良いと思います。ただ、その場合は使用可能かの事前の確認や、安全に十分気を付けるようにしましょう。

◆スタビライザー
手ブレを防ぐことができます。特に歩きながらの撮影の時は歩く振動も抑えることができるので画面酔いを防ぐことができます。一方で撮りたい方向スッと向かせるのは慣れがいるので、事前に練習をしておくと良いでしょう。ズームとかも手元で操作できるので便利です。私はスタビライザー無しでもカメラを平行に移動させる術を身に付けているので基本使いません。

シナリオ

効率的に撮影をするために、そして編集で頭を抱えないために、簡単で良いのでシナリオ(撮影スケジュール)を事前に作って参加者全員に共有しておくようにしましょう。夕方のシーンなどは撮影できる時間が短いので、その時間の中でシーンを撮り切れるように計画を立てるのは結構重要です。

撮影時のコツ

撮影は、録音開始→録画開始→シーンスタートの合図の順番で

撮影するときは最初に録音機の録音を開始し、次にカメラの録画ボタンを押して映りを確認してからシーンスタートの合図を出すようにしましょう。ここは焦る必要はないので、落ち着いてやりましょう。シーンスタートの合図は声で行うのが良いです。録音機や複数のカメラを使う場合に、その声に合わせて時間を合わせることが来ます。手が空いている人がいれば、その人に手を叩いてもらったり、カチンコみたいなのを鳴らしてもらって、それを合図にしてもらうと良いです。

カチンコ

撮影の前後2秒間は無言で静止する

これは撮影される側の人に気を付けてもらいたいことです。撮影開始の合図があってからすぐ動いたり話しだしたりするのではなく、2秒程度待つようにしましょう。同じく撮影終了の合図があってから2秒は待つようにしましょう。すぐに動き出したり、撮影終了してすぐに話したりすると後で編集するときにカットが不自然になったり、カメラの操作音が混ざったりしてしまいます。撮影する側も録画開始ボタンを押してから少し待って撮影開始の合図を出す、撮影終了の合図を出してから少し待って録画停止ボタンを押すようにしましょう。

撮影は若干引き気味で撮る

撮影するときはあまりアップにしすぎないで、若干引き気味で撮るようにしましょう。引き気味で撮って、後で編集の時に拡大するのが良いです。メリットとして以下の失敗を防ぐことができます。
・撮影対象が急に動いて画面の外に出てしまう。
・画面比率を4:3で撮ってしまって16:9だと上と下が切れてしまう。
・逆にスマホで撮ったら横が長すぎて左右が切れてしまう。
・字幕を入れると字幕が顔に被ってしまう。

後から字幕を入れるのであれば顔をアップしすぎないで胸あたりまで映るように撮りましょう。全体的に引き気味に撮ることで、字幕を入れたときに映像を上下左右に動かしてちょうど良い位置に配置することができます。

撮影したらすぐに映像と音声を確認する

後から撮影の失敗に気づいても遅いので、撮ったらすぐに確認するようにしましょう。「録画ボタンを押し忘れていた」「音が小さい・外の音で声が聞き取れない」「逆光で顔が真っ暗」が失敗に多いパターンです。音声の確認はイヤホンかヘッドホンを付けて行うと、撮影の時には気づかなかった外の音や風の音が分かって良いです。

まとめ

・撮影機材は慣れたものを使う(大体スマホで代用可能)
・事前に撮影スケジュールを立てておく
・撮影時は前後2秒間の空白を作っておく
・撮影は若干引き気味で上下左右に余裕を持たせておく
・撮影したらすぐに音と映像を確認する

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