球体バーサライタを作るのに必要なテープのフルカラーLED基板。今までは5mmのLEDを使ったものを主に使っていて、最近2mmのLEDを使った市販の物も出てきたのですが、5mm間隔と広めに配置されていてどちらも高解像度化に向かないという問題がありました。なので自分で基板を作る必要があり、またその基板は曲がる必要があります。曲がる基板として通常使われるガラスエポキシ基板ではなく、フィルム状のフレキシブル基板が適しているのですがやや高価なのでどうしようかなーと思っていたところに基板作成サービスのPCBWayさんから「(このブログへの)スポンサーとして次のプロジェクトの基板作ってあげるよ」との連絡が…!!
…という経緯で、フレキシブル基板を作ってはんだ付けするまでのレポートになります。
PCBWay: https://www.pcbway.jp
基板設計から発注まで
基板設計はガラスエポキシ基板で作ったものをベースに流用しています。もしかしたらちょっと設計可能条件が違うかもしれないのですが、今回はそのままいけました。
他の条件は最低料金になるようにして発注。


価格は基板代が46.74ドル、送料が16.12ドルの計62.86ドルで5枚分発注したので一枚当たり約12.6ドル。さすがに通常基板よりはお高めですが、フレキシブル基板が一枚2000円で作れると思うとお手頃ですね。(これで円安じゃなきゃなあ)
特に特急プランとかもつけませんでしたが発注から10日ほどで基板が到着しました。
基板の確認・そしてリフロー
発注した数量は5枚でしたが、2枚おまけに入っていました。ラッキー

リフローのためにはんだペーストを塗っていきます。はんだペーストは注射器型のが使いやすくて便利。


LEDチップを40個載せて、リフロー用ホットプレートで約220℃で焼いていきます。

見た目はきれいにはんだ付けできましたが、果たしてちゃんと点灯するのか…!結果とその後の試行錯誤(ネタばれ)は次回で

コメント