前編はこちら
点灯テスト
前編で見た目きれいにリフローできたフレキシブルLED基板。点灯テストを行うことに…
こう…一発で成功とかしないもんかねえ#おうちリフロー pic.twitter.com/VF1QOTGY2u
— やまたい@ものつくり⚙️ (@yamatai_mk) December 15, 2024
最初の10個しか点灯しない… 調べてみると、設計ミスを発見
この基板はLED10個のモジュールを4つ並列に並べているのですが、クロックとデータ信号をのINとOUTをそれぞれ繋ぎ忘れていることが発覚。。。致命的ではないもののそれぞれを銅線でつなぐ追加作業が発生してしまいました。
で、信号線をつなげば綺麗に全部光るかというとそういうわけでもなく。一部のLEDが原因でそれ以降のLEDも点かないままなので、原因のLEDを焼き直したり、はんだ持ってみたり、LEDチップを取り替えたりしてすべてのLEDが点くまで苦闘することに…
これはフレキ基板だからというわけではなく、このLEDチップに原因があるのか基板設計かリフローに問題があるかはわからないのですが通常基板でも起こっています。なぜかLEDを取り替えても同じ個所で起こるのが不思議…
最終的にはガス式はんだごてをヒートガンにして全部点灯させることに成功しました。
フレキ基板のはんだ付けできたけど、断線しないか不安過ぎる…! pic.twitter.com/2DRYalgTug
— やまたい@ものつくり⚙️ (@yamatai_mk) December 19, 2024
PCBWayでフレキシブル基板を作った感想
今回PCBWayでフレキシブル基板を作ってみた感想は
・設計・発注の難易度は通常基板とほとんど一緒
・製造から発送までが迅速
・基板は柔らかく、それなりに強度もあるので、曲げたり折ったりすることもできる
課題としては、
・リフロー時に基板が反りやすいので、カプトンテープなどで固定する必要がある
・強い力がかかった時の銅パターンがはがれないか心配(今回はそういったことはありませんでした)
・このLEDチップは通常基板でもフレキ基板でもはんだ難易度が高いので、今度は実装も委託したいと思います。。。
・流用でも発注前に基板データは見直そう
お礼
今回フレキシブル基板をご提供いただいたPCBWayさんに改めてお礼を申し上げます。
PCBWay: https://www.pcbway.jp
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